小道具部屋のカエル日記

自分の所属しているオペラ団体のお稽古日記。 スタッフたちの日々のつぶやきを通して、よりオペラに興味を持ってもらえるように、つれづれなるままに日記をつけていきます。

2006-08

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こだわっております!!!!

いやいや雨ですなー。
大丈夫なんですかね?この時期に。
こんなに寒くてホントに夏??
それでいいのか!8月!?
ダルマガエルは納得がいかんけどなあ。

閑話休題。

昨日はhiosの練習に行けなかったので、今日も調子に乗ってダルマガエルのこだわりシリーズ行ってみましょう!

ダルマガエルの本番はいつも大忙し。
それでもまったくと言っていいほど働かなかったのが、初回「カルメン」でした。
なんかね、なにしたらいいかわからんかったとです(笑)
だから一生懸命歌いましたよ(大笑)
ええ、そりゃもう。
それで、そのころ肩までしか髪が無かったので、これはいかんということになりまして、近所の行きつけの美容院で超ロング&ゴージャスなカツラを借りたわけです。
うむうむ。
なんかゴールデンタイムの中森明菜みたいなかんじ(わかりにくいなあ)になっちゃって、ダルマガエルごきげん。
だって腰の辺まで髪があるって素敵でしょ!
んで、そのとき2幕の酒場のシーンでフラメンコを女子全員で踊るっつうお題があり、ダルマガエルはセットの上部:居酒屋の2階で激しく踊ったわけですよ。
イェーイ☆こりゃあ決まったなって思った時!なにかもっさりしたものが靴の横に落ちていました。
・・・私の中森明菜ちゃん(仕様かつら)だったとです。
もう新人ダルマガエルは呆然。
しかしその時ダルマガエルのまわりに人垣ができ、さらに
「さっ、早くなおしなさい!」
とコーラスのおばちゃんが軽くウインクしてくれたではありませんか!
hiosってすごーい。
もちろん2階の端っこだったからダルマガエルなんてちっとも目立ってはおりませんでした(後でビデオをチェックした)が、いやあ、恥ずかしかったなー!
そしてその後すっかり動揺してしまった新人ダルマガエルは、次のシーンの転換のために階段を使って1階:居酒屋メインに移動中にコップをカツーンと落としてしまい、また自分の時を止めてしまいました・・・。
プラスチックのコップに麻紐をまいてあったので壊れなかったからよかったね。
当時の小道具係の人に感謝ですよ、ホント。

まあ、そんなかんじで懐かしい失敗ネタを書きましたが、結局何が言いたかったのでしょうか。
それはね、カツラはやめとけということなんですねー。
だからダルマガエル、その後は9月くらいから髪の毛を切らずにのばして地毛で本番に臨むことにしたんです。
これが、今日のこだわりですろ。
いやーホントに怖かったんだよ~。
最近はキャストの方にはゴージャスカツラが来ますが、いや、ホントに大変だろうと思われます。
でも今年は思い切って3年越しの髪の毛をスッパリ切っちゃったんだよね~。
あーあ、こだわって無いじゃん。
まあなんとかなるでしょ、本番までに。
頑張ってのばします。
ゲッコゲッコ♪








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悪あがきしてみました

あー夏が終わりますねー。
こんばんわ、東京ダルマガエルです。
はあ。夏が終わっちまった。
悪あがきついでにブログの壁紙を換えてみました。
うーん夏使用・・・。
やっぱり悪あがきですね(笑)

昨日は調子に乗ってえらそうな事を書いたもんで、ちょっぴり反省中です。
まあ、削除するのは簡単なんですが、もうちょっとがまんします。

え~今日はトロバトーレの話はお休みして、ダルマガエルのお話。
ダルマガエルはhiosのお稽古でいつも鉛筆を愛用しています。
これは、シルバーのキャップを付けていて、いつも2本くらいは持って歩いていますねー。
しかも私の鉛筆はマークシート用なのでとっても書き心地がよく、消しやすい!
シャーペンだといっぱい訳を書くと疲れるし、芯が折れるのが嫌なんだよな。 
そう、鉛筆のおしりに消しゴムが付いているのが好きな人もいるよね。
うむうむ。じんぱち君とかね。
馬ちゃんもなんかこだわってそうな鉛筆持ってますなあ。
まあなんせ書き込み大好きなダルマガエル。
楽譜が黒くなるのに快感を感じてしまうのです。

前回のボエームからは赤えんぴつ(朱色か)も多用しております。
赤はね、指揮用の印に使ってるんだな。
ボエームはめちゃめちゃ変拍子だったから、拍子が変わる小節の頭にでっかく④とか③とか書きまくっていました。
歌の場合はフレーズのおしまいがritしたりすることが多いので、そんな時は~(波線)を書いています。
反対に早くする時は→→→って書いておきます。
この赤ペンは譜面台をガンガン叩いてカウントをとってもよし、また指揮棒の代わりにしてもよし。
とにかく万能なのです。

この前自分の筆箱がどこかに行ってしまったので、勝手にライオン君のペンケースをごそごそ漁っていたら、めちゃめちゃリアルなお魚ボールペンが出てきて、思わず声が出てしまいました。
変なのー。
ルアーみたいにピカピカで怖かった(泣)
結局ライオン君の筆箱には鉛筆が入ってなくて、仕方なく、ノックすると目が光るターミネーターみたいなシャーペンをお借りしました。
ありがとう、ライオン君。
そして、だいぶ日にちがたってからだけれど、たまたまライオン君のスコアが放置してあったので、お礼を兼ねて「ポンでライオン」をスケッチしてあげました。

こうしてダルマガエルのいたずらは続くのでした・・・。
むほほほ。ゲッコゲッコ♪








ゲロゲロゲーロ☆

か~え~るぅ~っの、よ~まぁ~あわ~り~ぃ♪
最近の若い子なんてこんな歌知らないんでしょうね。
まあいいけど。名曲です。
こんばんは、風邪引きダルマガエルです。
移動は箱ティッシュを常に携帯中です。
あーあ、もうすぐ27になるってのにピーターパンのように自由でいいのでしょうか。
ちょっと心配な今日この頃です。

最近体調が悪かったのと、演奏会続きで更新できなくてすいませんなあ。
でも大きいイベントは乗り切ったので、またしばらくゲコゲコ書いちゃうね。
ううっでもまたすぐ体育祭と合唱団の定演が・・・。
そしてhiosも本格的に活動開始・・・・。
まあ、ネタにはこまらないでしょうから、しっかりゲコゲコ書きます。
えい、えい、おー!!(古い)

あんまりコメントとかの反応がないもんで、すっかり身内のお茶の間的ブログになっていると肩の力をめちゃめちゃ抜いていたのですが、やはりそこはインターネット。県外の方も見てくださってるようなので、嬉しくなってダルマガエル余計な事まで書いちゃいそう。
ゲコゲコ♪。

いきなりですが、今日はトロバトーレ1幕のフェランドのアリアについて書いてみようと思います。
前にも書いたんですが、この1幕のフェランドのアリアは先代ルーナ伯爵の二人目の若君とジプシーの女の不吉なお話を、堂々男性コーラスを従えて歌い上げます。
ダルマガエル的に、今回の男性のアリアではこのフェランドのアリアが1番かっこよかとですよ。
しぶい!
なんといいますか、バリトンの声がものすごく光ってるし、ヴェルディーの3拍子を使った展開が色彩豊かに語られているのです。
かっこいいなあ。
くそーライオン君!ずるいぞ!!
まあこればっかりはしかたないんだけど、ソプラノには無い美しさですね。
今はライオン君が音楽練習に励んでいて、めきめき腕をあげています。
ライオン君は去年のボエームでショナールという音楽家の役を歌った時はキャラ的にぴったりな若造を演じていましたが、今回のフェランドはさらに大役。
説得力のいる役作りと歌唱力が必要ですね。
きっと本人が一番身にしみているのではないかしら。
でも、周りがなんと言おうとも、勝負は2月。
あなたの努力は最大の武器だと思うの。
がんばれー。
結果を残せば周りは何もいえないんだからね。
正直ダルマガエルはちょっとジェラシーがあったんだけど、がんばるライオン君に兜を脱ぎました。(早っ!)
ダルマガエルもせっかく頂いたチャンスを大事にしたいと思います。

フェランドのアリアの話からいっぱい飛んでしまったけど、ごめんなさい、とまらないわっ!
声楽家、とくに若い人たちはチャンスって喉から手が出るほど欲しいものですよね。
若くなくったって、思い切った新しい分野の役にトライしたいときだってあるでしょ?
hiosでも毎回結構意外な人が意外な役のオーディションを受けに来られて面白いです。
またうちの配役はどんでん返しがあるからたまらんですよ(笑)。
そして、その結果はすべて2月に決まる。
ふっふっふ。
みなさん2月にアステールの大ホールでお会いしましょうね!!


余談ですが、前々回に恋の季節~♪を書いたらダルマガエルの恋の話が聞きたいなんて結構言われちゃったのね。
ふーん、そう?。
聞きたい?ダルマガエルの恋日記。
PEAホルモンが出てるぞ~。ゲッコゲッコ♪































ダウンしました

たまにやっちゃうんですよね。
喉から風邪引いちゃって熱が出ました。
というわけでhiosもお休みしました。

せっかくレオノーラのアンダー練習させてもらえるはずだったのに・・・。
か、か、悲しすぎる(涙)
まったくなんの罰なのだろうか。(おもいあたるふしがありすぎて困っちゃう)
みなさんも夏風邪気をつけてね。
おしりに注射されちゃうよ。

恋の季節~♪

ザ・ピーナッツ大好き東京ダルマガエル。
ほんとはカシューナッツが好きです。
みなさん、こんばんわ。お盆も終わりですねー。
ダルマガエルも久々にゆっくりしたのも束の間!もう明日は水曜日。
そうhiosの日・・・・。
いや、別にいんですけどね!!。

さてさて、自分の首をしめたところで(笑)、今日のテーマは恋の季節。
あらやだ、ダルマガエルに色っぽいお話が!?(誰も聞いてませんね☆)
ちゃうちゃう、オペラのお話。

トロバトーレではレオノーラという美女をめぐってルーナ伯爵と謎の吟遊詩人マンリーコがバトルをするわけです。
年の頃は20才前後。
もう恋は盲目としか言えない純粋な想いが、若さなんでしょーかねー。
周りの忠告なんか耳に入らないしね。
どうみてもルーナ伯爵と結婚したほうが条件がいいでしょうにってオバサンダルマガエルは思いますのよ。
この時代は政略結婚バリバリだし、男女が出会う場なんてないに等しいでござるよ。
だからレオノーラは結構破天荒。例外中の例外でしょうね。

そもそもレオノーラとマンリーコの出会いは、馬上試合だったそうです。
家名も紋章もない甲冑をつけた騎士(マンリーコ)が優勝し、レオノーラが花冠を贈呈したのがなれそめ。
さぞかっこよかったんでしょうなあ。
それからすぐ内戦が起こり、それっきりだったんだけど、1年ぐらいした月の美しい晩に吟遊詩人になりすまし、バルコニーの下まで会いに来てくれたんだってさ。
それ、いーなー。
ほとんど命がけじゃないっすか。
いーないーなー。
またそれに嫉妬して夜も眠れないルーナ伯爵。
かーわーいーい!
けなげじゃないですか!
伯爵だって他にやらないといけない事いっぱいあるでしょうにね。

このまるでお人形さんのような夢見るレオノーラが、2幕3幕と進むうちにだんだん大人の女性に成長していくのもトロバトーレの魅力ではないでしょうか。
だんだん音楽も力強くなっていきます。
恋を通り越して、愛になるのねっ!!
愛する者のためとはいえ、命をかけるなんて・・・ダルマガエルにはまだできないわ。
面白いことにヴェルディはこの作品の次にかの有名な「椿姫」を書いています。
椿姫のヴィオレッタはまたもう一歩深い愛をみせるのも興味深いです。
まあどちらにしても恋は体当たり。
そして人間を成長させてくれるみたいですな。うむうむ。

ダルマガエルちゃんの恋のお話はまた今度。
えっ!?およびでない?
そりゃまった失礼いたしました~♪(古い!)































夏合宿だよ☆全員集合!

こらっ!!トイレで寝てはいけませんっ!!
びっくりするでしょーが!!(2006年夏の思い出)

ゲコゲコ。みなさんこんばんは。東京ダルマガエルです。
トイレでねー・・・寝ちゃいかんですよ(笑)
しかも夜中の4時に。
もんのすごい怖くて、思わずライオン君を呼びに行ってしまいました(笑)
知らないおばちゃんはちゃんと息をしていた・・・。
でもわらいごとっちゃねーずら!あのあと知ちゃんはトイレにはいれんこつなったとです(爆笑)

さて、話が全然分からない読者の方々に説明しますと、われわれhiosはこの12.13日に1泊2日の合宿に出かけました。
まあそこでいろいろあったとですよ。(みんなついてきてね!)
この合宿はhiosのメンバー(欠席者もいますが)とゲストのキャストの方々と全幕にわたる過酷な音楽稽古をひたすらやり続けるものです。
今回もピアニスト知ちゃんがヴェルディ様に立ち向かってくれました。
いや実際一人でずっと弾き続けるのは大変だったと思う。えらい!

今回の合宿の目玉は、やはりルーナ伯爵が岐阜から参加してくださったことでした。
いやーかっこいいです。
わたくしルーナ様の声が大好きで、目をつぶって聴いていると、王子様が歌っておられるのではないかと錯覚してしまいます。
とってもTシャツ・短パンで耳に鉛筆を挟んで歌っているとは思えませんなあ!!。
hios遠隔地会員の伯爵様は実に5時間近く歌わせられておられました。
お疲れ様でした(笑)

ゲストで初参加のピチピチのフェランド君は『今日全幕やるんですか?』と不安げに聴いておられました。
残念ながら全幕やりましたねー。
彼はルーナ様と貫禄のアズチェーナ様に挟まれてちょっと緊張しておられました。
そりゃそーでしょうよ。
ダルマガエルもびびりまくりですもん(5年目)。
次までに彼に素敵なニックネームを付けてさしあげましょう。うむうむ。

さて、両レオノーラ。
お一人は、まあ言わずと知れたうちの大プリマのメミ・ノーラ様。
もうお一方は、昨年のボエームに引き続きゲストプリマを張られるミキ・ノーラ様です。
お二人ともさすがの歌いっぷりでした。
ほえー。ダルマガエルは足元にも及びませんわ。
この両レオノーラからいっぱい吸収して、いつかダルマガエルもタエノーラになるのが目標です。
でも本当なんだよね。
前にしっかり引っ張っていってくださる方がいることほどありがたいことはないですよ。
しっかり勉強させてもらいます(笑)


さて、hiosの夏合宿はほんとにどっぷり練習します。
湯来温泉の会議室を借りてさんざん練習をして、晩御飯を食べ、そして夜も音楽稽古・・・。
ダルマガエル譜めくりしすぎて泣きがはいりました(笑)
まあ実際音楽稽古だけなら中央公民館でもできるんだけど、寝食を共にすることから生まれる(?)連帯感みたいなのもねらいの一つなんではないでしょうか。
いや~いいすよ!プリマと入る温泉。
「変な事書かないでよっ!!」としっかり言われてますが、あえて書いておきますね☆えへへ。

そのあと先生のお部屋でプチ宴会だったので、知ちゃんと遅れていきますと、すでに先生はカニのように紅く、ルーナ様は夜食のカップめんにお湯を注いでおられ、ダルマガエルは笑いをこらえる事ができませんでした。
なんか楽しくてビールをいっぱい飲んじゃったよ。
追加の買出しに行ったはずなのに、お部屋まで我慢ができなくて、自販機の前のソファーでライオン君とロング缶2本あけてしまいました。
そのあと知ちゃんも合流してさらにロビーでぐてんぐてん。
あー楽しかった(笑)
そろそろ帰ろうとトイレに寄ったら、冒頭に書いた通り、トイレで珍事件ですわ。
もう合宿最高。

2日目はお昼でルーナ様がお帰りになったので、昼からはイネスのところをとことんやってもらいました。
そりゃあもうとことん(涙)。
でもほんとに嬉しかったです。ありがとうメミノーラ・ミキノーラ。


いろいろあったけど、充実した合宿でした。
ミキノーラ様にどらちゃんと呼んでいただいたり、アズチェーナ様にガチャガチャを買って頂いたり、みんなでアイスを食べた事をダルマガエルは忘れません。
そして、ルーナ様が2日目のお昼にハンバーグ定食とカレーを食べさせろとごねられたことは胸にしまっておきますね(笑)

みなさんも来年あたり一緒に合宿どうですか?
夜の宴会からでも全然オッケーですわよ!














































あ~ら~す~じ~1号

おいっす!声がちいさーい!!おいっす!
いかりや長助最高。
こんばんわ、東京ダルマガエルです。

もうすぐお盆ですねー。
ここにきてやっと身辺が落ち着き始めました。
夏は短いですね。ダルマガエルに時を止めることはできません。
ゲッコゲッコ。

今日はトロバトーレのあらすじその①です。
これね、トロバトーレ(ほんとは、イル・トロバトーレ)ってのは吟遊詩人という意味なんですが、ダルマガエルだったら「ジプシーの女」とか、「炎の復讐」とかにするけどなー。
そこまでひっぱらんでもいんでねえか?と思わずにはおられませんのよ。

まあ、はじめっからいきますと、アラゴンの宮殿にレオノーラという貴婦人(王妃付の女官)がいます。
このレオノーラちゃんを夜な夜な謎の吟遊詩人が口説きに来るという。
レオノーラに恋するルーナ伯爵はもう気が気でないわけですよ。
これはもう寝てる場合ではないと、レオノーラのバルコニーの下に忍んでいると、そこへ恋敵の吟遊詩人がまさに愛の歌を歌いながらやって来て、はちあわせ!!
しかもうっかり間違って、レオノーラはルーナ伯爵に抱きついちゃったりして、「いえいえ間違いですのよ!私この方の事なんてこれっぽっちも好きではありませんのよ!ゆるしてゆるして・・」
なんて言われちゃってルーナは大激怒。
お前は誰だ!名をなのれー!!
おうおう我こそはマンリーコなり!!
な、な、なに!?おまえは王の敵!!よもや王の宮殿に忍び込むとは!
決闘だー!!
おやめになっておやめになって!
ジャンジャカジャンジャンジャーン♪(1幕終了)


・・・もうちょっとまじめにかいた方がよかったかしら。
ごめんあそばせ。
今からちゃんと台本どおりの順番で書きますから。

まあこんな感じで吟遊詩人が使われるのですが、このオペラは複雑な背景が組み込まれていて、とっても血なまぐさい復讐劇なのです。

トロバトーレ第1幕第1場はルーナ伯爵の側近フェッランドが兵士達に呪わしい出来事を話すところから始まります。
ルーナ伯爵がレオノーラが気がかりで眠らないので、みんなも寝ずの番をしているんですねー。
それで語り草に話を聞かせて欲しいと頼み、じゃあみんなよくお聞きとばかりに先代ルーナ伯爵の次男、つまり、現ルーナ伯爵の弟君にまつわる話を始めます。

まだ夜も明けきらぬ早朝、弟君の忠実なる乳母が目をさますと、ゆりかごのそばにどこからか忍び込んだ女ジプシーが立っており、陰鬱な目つきで弟君の顔をのぞきこんでいた。
乳母の悲鳴と共に衛兵達が扉をはねとばしその場にかけつけ、女ジプシーをとらえ殴りつけた。
女ジプシーはただ弟君の未来を占おうとしただけというが、その日から弟君は原因不明の高熱と苦しみに泣き続け、息も絶え絶えのようす。
おのれ、これは女ジプシーの仕業に相違ない。
この呪わしい女を火あぶりにしろ!!
あわれ女ジプシーは願いむなしく火刑にかけられてしまう。
しかし、この女には娘がいた。
娘は母のかたきをうたんと弟君をさらい、母包む火の渦に投げ込んだ。
気がつけばゆりかごからは弟君は消えうせ、焼け跡からは焼け焦げた赤ん坊の骨がみつかった。

先代ルーナ伯爵はどこかで弟君が生きていると信じ、捜索を続けるよう命じ、いく年も山という山、森という森を探し続けたが、結局、存命の間に吉報は届くことはなくかった。
また女ジプシーを最初に殴った兵士はその後女ジプシーの亡霊にとりつかれ、ついには命を落とし、今に至ってもその魂はカラスやフクロウに姿を換え、呪い続けているということだ・・・・。

兵士達は絶句。あまりの恐怖に屯所に逃げ帰ってしまう。

その後レオノーラとその友人イネスが庭に出てきて、トロバトーレとの出会いを美しいアリアで歌い上げ、3人はちあわせのシーンになります。

あー長かった。
ダルマガエルすごい。
火あぶりとかありえんですろ?
集団ヒステリーって怖いよね。

でもこの話はあくまでルーナ側の見方での言い伝えなので、実は女ジプシーの娘の話はまたひとつ秘密があるのだー。ふっふっふ。
まあそれは2幕だから、また明日(以降)ね。

ベルディーの重唱はオケも厚くなっているし、ゴージャスですね。
めっちゃかっこええっすわ。
hiosの面々はその声の重量感に定評がありますので、ババーンと4人くらい張り合うと、たぶんコウモリが落ちるくらい超音波の層ができるてると思います。

ダルマガエルもハイCで歌い上げたいものです。
(残念ながらイネスはもともとメゾだからあんまり高い音がにゃーですよ。)
ではまたね!














スペインでえらいこっちゃ☆

がさがさ。・・・がさがさ。
ただいまみなさん東京ダルマガエルです。

いや~一週間もほっといたらカビが生えちまったぜ。
すんませんね。ちょっと山奥に合宿に行ったり平和式典に出てたりしたのです。
今年の夏はせっせと働いておるのにやることがてんこもりなんすよ。
おかし~な~。
とはいえ、ひさびさの更新ですんできりきり書いていきまっせ~。


先週の金曜日はちょっとお休みが多かったのですが、一応予定通り勉強会がおこなわれました。
もーこの日の為にダルマガエルは書店で本を探し、久々に脳みそを使って調べ物をしました。
いや~脳の退化が顕著に現れていましたね。実際エンジンがかかるまで???と文字バケしてじぇんじぇん整理がつかないんですよ。
ちなみにダルマガエルの課題は15世紀のスペイン。
実はこの時代はヨーロッパは中世末期にあたり、15世紀だけを抜き出すのはかなり無理があったのです。
ぐぐぐ・・・仕方ないけど範囲をひろげるか・・・(涙)ということで気合をいれて、中世8C~15Cまでドンと勉強をしてみました。


中世初期、711年にイベリア半島(いわゆるスペイン)はイスラムに占領され、西ゴート王国は崩壊してしまいます。
そしてイスラムの支配を嫌った西ゴート人は北部の山岳地帯に散ってゆき、その地域に土着していた民族と結びつき、フランク王国などの援助を受けながらイスラムに対して国土回復運動を進めていきます。
いわゆる西方十字軍とか再征服運動(レコンキスタ)といわれるものですね。
ダルマガエルが面白いなーって思ったのは、イベリア半島北部に折り重なるように山脈地帯(ピレネー山系とか中央山系とか)が走っていて、そこをキリスト教徒は拠点にして王国を作っているところ。
ほとんどゲリラじゃんね。
地形を上手く利用していたんだね。うむうむ。

またこの中世初期は封建制度も確立されてなかったし、ユダヤ教徒もキリスト教支配下のイスラム教徒も税金をちゃんと払えばキリスト教徒と同列の扱いを受けていたんだって。それってかなりすごい事だと思いませんか?
イスラムは当時最先端の学問と科学を持っていたし、ユダヤ人は金融や法律に長けている民族だったから、結構宮廷に登用されてたみたいなんだよね。
この人達の税金と知識、そして牧畜から農耕への生産基盤の転換による人口増加のおかげで、山岳地帯に発生した王国はもりもり力をつけてぐんぐん領土を拡大していったわけですね。うむうむ。

中世中期(11C~14C)はちょっとそれまでみたいには行かなくなってきちゃうんだな。
中世初期にうなぎのぼりの勢いでキリスト教連合が覇権国家をつくり、国を広げていったはいいが、大きくなりすぎて国のシステム自体が対応しきれなくなってしまうんですねー。
所得格差が広がり、自由小農民と呼ばれる封建制を支えている人たちが農地をすてて都会に出て行き収入が落ち込んでしまいます。
またキリスト教徒以外の異教徒を排斥する傾向も強まり、生活の不満から暴動が起こりユダヤ教徒の虐殺など内政はどんどん荒れていきました。
こういうところは科学の進んだ現代でもあんまり変わらないよね。
歴史を勉強しているといつもぶち当たるジレンマだべ。
まあダルマガエルのことは置いといて、中世に戻るとですね、より強い王様権を持つようになるんですね。
そして政略結婚を使って外交をするようになるんですね。
排他的社会の混沌はさらに13Cのペストの大流行によりどうにもならんところまで行きます。
人口は3分の1にまで落ち込み、経済は停滞。所得格差はますます広がる一方。ドンどん底です。
このままじゃあ国の存続事態がやばい!!ということで、中世末期15Cには当時2大国家だったカスティーリアとアラゴンが同じ血族の王様を立て、さらに政略結婚をすることで両カトリック王朝が成立し、絶対王政・大航海時代「太陽の沈まない国」へと時代はすすんで行くそうな。

まとめると、この「トロバトーレ」の舞台になった15世紀初頭はアラゴン宮廷内で王位継承問題が起きており、マンリーコとルーナ伯爵は敵同士であった。その背景にはスペインがイスラムの介入を受けてから再びひとつの国家を形成するまでの変貌があったってかんじですね。

次回はトロバトーレのあらすじにしますね。
そうそうジプシーについてのレポートもしなくてはならんですね。
あと、トロバトーレ(吟遊詩人)についてもライオン君が面白い発表をしていましたよ。
ダルマガエルこんな事ばっかりしていてよいのか!?
やること、てんこもり。でもがんばる。
ゲッコゲッコ♪









































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