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小道具部屋のカエル日記

自分の所属しているオペラ団体のお稽古日記。 スタッフたちの日々のつぶやきを通して、よりオペラに興味を持ってもらえるように、つれづれなるままに日記をつけていきます。

2024-03

伯爵さま~☆

は、は、伯爵さま~!!
パッカパッカ・・・(馬で走り去る音)
こんばんわっ。東京ダルマガエルです。


またまた訳のわからん前フリで失敬失敬。
いやね、今日はトロバトーレの4幕1場からのお稽古だったんですけど、いやー色々考え込んでしまいました。
1幕ではルーナ伯爵とマンリーコの決闘シーンで気を失っちまうようなやわなお嬢様のレオノーラが、この4幕では自分の命と引き換えにマンリーコを救わんとするほど強くなっているんですねー。
すごいよね、女の子は。
いや、実際レオノーラはすごいですよ。
多分この時代の高貴な貴婦人はもれなく政略結婚させられていたとダルマガエルは推測するに、レオノーラも父、兄、夫には逆らわない従順な子羊の様に育てられていたことでしょう。
でも、レオノーラはマンリーコにであったことで、意思を持つようになるんですね。
そりゃあもうイネスの心配なんか聞いちゃあないっすわ。
4幕では戦場の敵陣営まで忍び込んでルーナと堂々渡りあいます。
この4幕でレオノーラが歌うアリアは素敵ですよ~。
アリアの後、影コーラスが不吉な「ミゼレーレ(哀れみたまえ)」を歌う中でレオノーラがまるでスーパーサイヤ人(わかるかな・・・)のようにスーパーレオノーラにめきめき変身します。
いやー女の子はすごいよ。


でもね、ダルマガエルがちょっぴり共感できないのが、そのスーパーレオノーラがルーナ伯爵に詰め寄って自分の身と引き換えにマンリーコの命ごいをするところなんですよね。
マンリーコをまんまと捕らえ、カステッロール城も奪い返してご機嫌のルーナはまだレオノーラを探しているんですよ。
ちょっとしつこい。
まあ、そこは話の流れがね、一応あるんだけどね。
ルーナは1幕でマンリーコに間違われてレオノーラが必死に「人間違いですのよ!!」って釈明されるなんてカッコ悪い振られ方をしてるでしょ?。
さらに3幕でマンリーコ戦死の報をうけて修道院に入ろうとするレオノーラを無理やり奪いにくるでしょ。
しかもそこで逆にマンリーコに奪われちゃうし。
で、4幕でこのシーン。
マンリーコの命ごい・・・。
さすがのルーナも切れまくってるんだけど、「あなたのものになるわっ」って言われて有頂天になってしまいます。
マンリーコなんか助けるつもりはサラサラなさそうだけど、命乞いに応じてしまうもんね。
わからん・・・。
権力のある殿方ってそんなもんなのかしら。
自分のものになればokなんですかねー。
これからお稽古がどんどん進んで行くにつれて、ダルマガエルの悩みに答えが出る事を期待しております。


やっぱり女の子は強くなくっちゃね。
ちなみにダルマガエルもがんばっていろいろボールを投げるのですが、バッターがへたくそで、今のところ空振り三振で1アウトです。
あと2アウトでチェンジじゃないかぁ!!(笑)
そろそろセカンドフライでもせめて打ち上げてほしい今日この頃です。
誰かいいアドバイスをください。
ゲコゲコ。















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コメント

伯爵はね、恋敵を生かしといて、女をモノにしたとこ見せてやりたかったんじゃない?目の前でいちゃいちゃしてやれー!へっへーどんなもんだって。相手殺しちゃったらできないもん、そんな至福のひととき。あたしが伯爵ならやっちゃうなー多分。

ほほ~う。
サドですなー。さすがばば嫁。
人間の心理をついてるねっ。
逆にあたしなら、さんざんじらされた女を自分のものにしていたぶっちゃうなー。
ほれほれ、悲しいか?なんつって。
まあ、どちらにしろあたしたち悪趣味ですね。(笑)

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